人間の体は、昼間は働いて夜は静かに休むようにできています。
それは、自律神経の交感神経と副交感神経の働きを見ればよくわかります。
朝日が昇ると、緊張や興奮をもたらせる交感神経の働きが優位になり、日が沈むと、体や心もリラックスさせる副交感神経が働きだします。

このリズムに合わせて、朝日とともに起きて、昼間は一生懸命働き、日が沈むころに仕事はやめて、日が変わるまでには寝るという生活をするのが、体には一番いいのでないでしょうか。

有名な東洋思想家の安岡正篤さんは、著書に日の出とともに起きて庭の花に水をやると書いています。
芸術家の岡本太郎さんも、日の出に向かって”芸術は爆発だ!”と叫んでいたようです。
二人とも、生きるエネルギーに満ちた人です。
何時ごろに寝るかわかりませんが、自然のリズムに合った生活を心掛けていたのではないでしょうか。

人間も自然の一部です。
自然の法則から逃れることはできません。
無理に逆らうこともないわけで、素直に従って生きていけばいいのではないでしょうか。

ただし、これも人によります。
作家の五木寛之さんは、毎日、夜に仕事をして、朝刊を読んでから寝て、お昼過ぎに起きるというライフスタイルが習慣になっているようです。
それでいて、私よりも年上で、とても元気で、執筆も意欲的にされています。
五木さんにとっては、そのリズムが心地いいのでしょう。
私とはまるで反対の日課ですが、それでもひとつだけ共通している点がありました。
朝日の時間には、二人とも起きているということでした。
朝日と生命エネルギー。
関係あるかもしれません。