私の病院には患者会という集まりがあります。
入院したことがある人たちが定期的に集まって交流する会です。

私が感心するのは、患者会のメンバーたちが、せっせせっせと、入院している患者さん達の面倒を見てくれることです。
気功を教えてあげたり、体験を語ってあげたり、手や足をさすってあげたり、ビワ葉の温灸をしてあげたりと、至れり尽くせりのサービスです。
彼らのおかげで、どれだけの患者さんが元気や勇気をもらったかわかりません。

私がとても興味をもって見ているのは、患者会の人たちは、決して軽度のがんの人ばかりではないにも関わらず、みなさん、お元気だということです。

きっと、一生懸命に人の面倒をみることで、彼らの自然治癒力は高まっているのです。
だから、がんが進行したり、再発したりしないのです。

自分のことだけ考えて生きると、気が滞ります。
私たちは、決して孤立して生きているわけではありません。
人とのかかわりがあって、自分がいるわけです。

だから、人に無関心では、命のエネルギーは高まりません。

特に、自分と同じ病気で苦しんでいる人には、何かしてあげたい、援助できないだろうかと、考えるのは、人として、当然の想いのはずです。
もちろん、思うだけでもいいでしょうが、それよりも、実際に行動して、相手に喜んでもらうという交流をした方が、命は躍動するはずです。

人に親切にし、感謝してもらう。

できるだけ多くの人と、そういう交流をすることで、人は健康を得られるのです。