年を取るのが嫌だと思う人と、年を取るのが楽しみだという人がいます。
肉体だけにしか目を向けないと、あちこちが痛くなり、体力が低下し、目や耳や歯が悪くなることが寂しくて、前者の考え方になります。
ところが、心とかいのちとか生命エネルギーとか、目に見えないものまで意識すれば、年を取ることで、自分の中の本質的なエネルギーが高まっているのを感じますから、後者の考え方となります。

どちらが幸せでしょうか。
人は必ず老いて行きますから、老いることが嫌な人にとっては、人生というのは、嫌な方向に向かっていくと感じるわけです。
老いるのが楽しみだという人にとっては、先に楽しみが待っている人生となります。

私は、先に楽しみが待っている人生を選びたいと思います。

年を取るのを楽しみにするには、日々、生命エネルギーを高める努力を怠ってはいけません。

自分自身も周りの人も大切にし、いつも穏やかで、勤勉で、欲張らず、出しゃばらず、喜びをもって生きることです。
そういう人は、いくつになっても、姿勢もしゃんとしていますし、心もしっとり落ち着いていて、歩き方も上品だし、とても魅力的です。

その魅力に引き寄せられるように、まわりにたくさんの人が集まってきますから、よけいに凛とします。

私は、凛として老いるための一つの方法として、気功をおすすめしています。
目に見えないエネルギーを感じることもできます。
一日に5分でも10分でもいいですから、呼吸を整え、自分の内側を見つめる時間を作るといいでしょう。