ためるということは、循環をストップさせることです。

いのちを維持するためには、循環がとても大切で、循環がスムースな人ほど健康に生きています。
例えば、血液循環。
血液の循環が脳のどこかでストップしたら、脳梗塞になって倒れてしまいます。
心臓だと、心筋梗塞です。

中国医学では、気の循環の大切さがいわれています。

食べたものは出す。
吸ったものは吐く。

もっと大きく考えれば、命の循環もあります。
木の葉は、新芽が出てそれが成長して光合成をしながら木のエネルギーを作り、やがて紅葉して、枯れて、落葉します。
落ちた葉は、微生物に分解されて土となり、新しいいのちのための栄養に変わります。

人間も同じです。
生まれて成長して老化して死んでいく。
私たちは、その循環の中で生きています。
それが自然の法則です。

その法則を逸脱しては健康に生きられるはずがありません。

栄養を補給することばかり考えていては、食養生とはいえません。
とった栄養が、吸収されてエネルギーになり、不要なものや、エネルギーに変わるときにできた老廃物は、外へ排出されなければなりません。
そこまでがスムーズにできてこその健康です。

生き方も同じです。
あれも欲しいこれも欲しいと欲張っていると、人間関係が悪くなったりして、それがストレスとなり、体や心を痛めることになります。
人に施すことを考えていくと、エネルギーはスムーズに流れて、健康にも幸せにもなります。

循環こそ、健康のポイントです。
だから、ためるな!なのです。