私は、いくつになっても、だれかに恋心を抱いて生きるべきだと考えています。

恋心といっても、何も肉体的な関係をもつ必要はありません。
密かに思うだけでもいいし、こころがときめくような相手がいることが重要なのです。

セックスは、大好きな異性と裸で抱き合うことで、セロトニンやオキシトシンというホルモンが分泌されて、自然治癒力を高めます。
適度な交わりは、肉体的にも精神的にも健康を保つためにも必要なことです。

男性にとって、射精するという行為はエントロピーを捨てることにつながります。

エントロピーというのは、「乱雑さの尺度」で、体の中が無秩序になって病気になりやすくなっている状態をエントロピーが高いといいます。
息を吐くとか大小便をすると汗をかくといった排泄行為は、すべてエントロピーを減少させることで、精液を出すことにも、同じ意味があります。

今、日本でも世界でも、前立腺がんが増加しています。

私は、その背景には、老齢者のセックスレスが原因としてあるのではないかと推測しています。

ある年齢になったら、性欲から目をそらさないといけないと思いがちですが、性欲は食欲と同じで、人間のほんのうですから、いくつになってもあるわけで、必要以上に慎み深くなることはありません。

性欲を手放すのは、死ぬ時でいいと開き直り、大いに恋をしてください。
異性と交わるチャンスがあれば、それは逃さない。
それくらいの気持ちで生きているうちは、大きな病気は近づいてきません。