男性にとっても女性にとっても、恋は最高のときめきです。
ですから、私は「老いらくの恋」を大切にしなさいと、いつも言っています。

今さら恋なんてと、私の言葉に耳をかそうとしない人もたくさんいますが、恋というのを、あまり限定的に考えてしまうと、年配者はどうしても尻込みしてしまいます。

若い人たちの恋と、年配者の恋とは、形が違って当たり前です。
若いときの恋は、情熱に任せて、体と体をぶつけあう激しさがあります。
年を散ってから、情熱的な恋に燃えるのもいいでしょうが、あまり無理をしない方がいいでしょう。
年寄りには年寄りなりの恋のあり方があっていいと思います。

すてきなママがいる飲み屋さんに行くのを楽しみにするのも恋の一つです。
ママにお酒を注いでもらうときには、幸せを感じて、にんまりとしてしまいます。
そんなときには、自然治癒力は大いに高まります。
少々飲み過ぎても、翌日にのこることもありません。

電車に乗っているときも、まわりを見渡せば、自分の好みの女性や男性がいるはずです。
ジロジロ見るのは問題ですが、ちょっと盗み見するくらいがちょうど良くて、小さなときめきがあるはずです。
街を歩いていても、レストランへ行っても、好みの人を探してみればいいのです。
お店の店員さんで気に入った人がいれば「ちょっと聞きたいんですが」と、声をかけても不自然なことではないし、嫌がられもしません。

その程度の恋でいいのです。
それくらいならできると思いませんか。
ぜひ、今日からやってみてください。

恋をしないのは怠慢です。