大根は、とても体にいい野菜です。

繊維質が多いので便通が良くなるし、根の部分は栄養価こそ高くなありませんが、消化酵素のジアスターゼがたくさん含まれていて、胃酸過多や胃もたれ、胸やけなどに効果があるといわれています。

大根の辛みは、カラシ油の成分によるもので、胃液の分泌を促し、腸の働きを整え、痰を切る効果があります。

大根の良さは、何より、体を温めてくれることです。
冬、寒いときには、鍋料理が一番。
そして、鍋料理に欠かせないのが大根です。
おでんに風呂吹き大根、ブリ大根・・・。
どれも、おいしくて体の芯まで温まる料理です。
池波正太郎さんの「仕掛け人・藤枝梅安」シリーズに、主人公の梅安が、大根を千切りにしてアサリのむき身と一緒に鍋で煮て、ご飯にかけて食べるシーンがありますが、あれを読んでいるだけで、体がポカポカとしてきます。
冬は、せっせと大根を食べることをおすすめします。

大根は、根菜類に分類されます。
根菜類というのは、野菜のうちで、地面の中にある部分を食用とするものをいいます。
ニンジンやゴボウ、サツマイモ、ジャガイモなどがそうです。

根菜類は、基本的に、体を温めてくれます。
逆に、地上に出ているものは、どちらかというと体を冷やす働きがあります。

ですから、冷え性、低体温の人などは、積極的に根菜類をとると、体温も上がってきます。
体調も良くなっていきます。
冷え性でない人でも、現代は、体を冷やすようなライフスタイルが多いので、日ごろから大根などの根菜類をとることを心がけるといいでしょう。