食というと、何を食べるかという議論に向かいがちですが、食べるためには歯が丈夫でないといけません。
歯の健康を考えないと、いい食生活はできません。
長寿の人は、ほとんどが自分の歯を持っていて、とてもきれいに手入れされています。

歯が悪くなると、どうしても、食事の楽しみが軽減してしまいます。
ごちそうが並んでいても、心がときめきません。
自然治癒力も低下してしまいます。

また、年を取ると、やわらかいものを好みがちになります。
歯が悪いということが一因ちなって、噛むことがおろそかになり、これが病気の原因にもなってしまいます。

噛むことは、脳に刺激を与えることです。
認知症の予防にもなります。
ナッツ類、殻類、するめ、せんべいといった固いものをしっかりと噛んで食べることは健康のためには欠かせません。
そのためにも、歯は大切にしなければなりません。

歯が抜けてしまう原因は虫歯だと思われてしますが、実は歯周病によるものがほとんどです。
歯周病になると歯茎が弱くなり歯がガクガクとしてきて、さらに症状が進むと、抜けてしまいます。

歯は、日ごろからこまめに手入れをすることを心がけてください。
また、口の中ばかりでなく、歯周病菌が増殖しないように、体全体の免疫力を高めておくことも重要なことです。

80歳以上になると、20本以上の残存歯を持つ人は2割くらいしかいなくなってしまいます、
歯が抜け始めてから慌てても遅いので、若いときから、歯を大切にしてください。