以前O-157が流行したとき、ある週刊誌から電話取材を受けました。
取材者は「この恐ろしい病気にどうたいしょしたらいいですか?」と質問してきました。
私は「みんながあまり怖がって『滅菌だ!』『除菌だ!』よやらない方がいいですよ。自然に付き合っていれば、向こうだって安心するから、害を及ばさないですよ。」と答えました。
取材者は「そうしう考え方もあるのですね」と、感心したいましたが、記事には採用してもらえませんでした。

私は冗談でそういうコメントを出したのではありません。
本当にそう思っています。
現代人は、あまりにも衛生的にしようとしすぎているのではないでしょうか。
抗菌グッズがあちこちに氾濫し、どこの事務所を訪ねても入口にはアルコール消毒が置いてあります。

こうした清潔志向の裏には、細菌やウイルスへの恐怖があります。
恐怖はストレスです。
外敵が体外へ侵入すれば、即座にやっつけてしまう免疫というシステムが、せっかく備わっているのに、ストレスが大きいと免疫が低下して、細菌やウイルスが侵入するとすぐに発病してしまいます。

消毒の効果よりも、私はストレスによる免疫力低下のマイナスの方が大きいのではあいかと思います。

最近もウイルスもがん細胞も、健康を害するものだからということで、徹底的に排除しようとしますが、共生という道もあります。
お互いに相手の領域を侵略しないようにして、静かに暮らしていれば、仲良くできるのにと思えてなりません。
国際平和と同じですね。