薬の効果というのは、本物を投与したグループと薬理作用のない偽物を投与したグループで、その結果を比較して評価が決まります。
偽物よりも明らかに高い効果を出さないと薬として認められません。

睡眠薬も、偽薬との比較で効果が測定されますが、降圧剤とか糖尿病の薬と比べると、偽薬との差がとても少ないといわれています。
つまり、薬でもないのに「これは最新の睡眠薬でよく眠れますよ」といって出すと、けっこうな割合で、それが効いてしまうのです。
これをプラセボ効果と呼んでいます。

つまり、眠れるとか眠れないというのは、心理的な作用がとても大きくて、プラセボ効果をうまく利用すれば、睡眠薬がなくても寝つきが良くなるということもあるということです。

プラセボ効果を活用するには、信じることがとても大切になってきます。
同じ薬でも、信頼する医者から処方されたのと、気に食わない医者から出されたのとでは効果が違ってきます。
サプリメントでも食品でも、信頼する人から「これをとると絶対に眠れるよ」といわれたら、劇的に効いてしまう可能性も高いのです。

心から信頼できる医者やカウンセラーに相談してみてください。
プラセボを生かす第一歩です。

眠るときのルーティンを自分なりに作ってみるのもいいのではないでしょうか。
例えば、寝る前にお風呂へ30分ほど入って、好きな音楽を聴きながら温かいミルクをコップ1杯飲んで、ベッドで静かに瞑想をしてから寝る。
これをすれば眠れるというのを考えてやってみる。
それを続けていると体はきちんと思い道りに反応してくれるようになります。