ついつい面倒な仕事は後回しにしてしまうという人。
その気持ちはわかりますが、どっちみちやらなければならないことなので、早く片付けてしまったほうがいいと私は思います。

私は、やるべき仕事を残したまま晩酌をするのが一番嫌いです。
締め切りが過ぎた原稿があったり、翌日の講演の準備ができていないと、お酒が美味しくありません。

だから、朝の2時半に起きて、診察以外の仕事を片付けてしまうのです。
そうすれば、心置きなくお酒が飲めます。
いい気分で眠ることができます。
もちろん、健康にも良くて、いいこと尽くめです。

仕事ができるということはとても幸せなことです。
どんなにやっかいな仕事であっても、どうやったらうまくいくか、いろいろ工夫して、苦労しながら、ついにやり遂げたときの気分は最高です。
自然治癒力が大いに働き、小さながんくらいなら消してくれるのではにでしょうか。

どれほど忙しくても、仕事は、一つひとつ片付けていけば、必ず終わります。
こんなにもあると思ってしまうとため息ばかりが出て能率があがりません。
最近は、原稿を書く仕事がとても多くなってきました。
単行本を書くときなど、先がまったく見えず、いつになったら書けるだろうと途方に暮れてしまいます。
しかし、一文字一文字升目を埋めていくと、それが一行になり、一枚になり、十枚になり、やがて百枚になります。
だいたい、3分の1くらい書くと、筆がスイスイ進むようになります。

どんな仕事も、目の前のものから手早く片付け、終わったら目いっぱい喜びましょう。
生命のエネルギーが躍動します。